2021年秋。鮮烈デビューの『 GR86 』
先行で発売された『BRZ』から遅れること数か月。待ちに待った『 GR86 』も発売されました。
じらされた感覚があるのも確かですが、発売時期がずれているのであれば、BRZの市場評価をみてから、『BRZか GR86 か』を決めればいい。自分の好みを明確にできる時間を得られたと思えば、待ちの期間も楽しめる。そう考えている方々は多いでしょうね。※スバリストの方々は一択👍
今回の GR86 で一番の進化は、何といってもエンジンが2.0リッターから2.4リッターになったこと。👏👏👏
これは、かなりのパフォーマンスアップ!パワーフィールは別物のようですね。私も早く実際に乗ってアクセルオン!してみたいです。
そして、何よりも発売されたということは、デザインも明確になったということ😊😊😊。
3Dモデルにするために、私が『あーでもない』『こーでもない』とモヤモヤしていたデザインがクリアになりました。そこで今回は、改めて新しくなった『 GR86 』を3Dデザイナー兼モデラーの視点から、そのデザイン、ディテールに触れてみたいと思います。
振り返れば、私が新型 GR86 をモデリングし始めたのは約1年前。モデリングした初期データは似ているところもあれば、残念ながらそうでないところもありました。気づいた点が見つかれば、修正を加え、失敗すれば、元に戻す。詳細なデザイン情報がはいってこない・見えてこない状態でのモデリングは先も見えないものです😢。※でも、モデリングしている時間が一番楽しくて、やめられないんです。
それでも発売前から、GR86 のデザインに注目して『カタチ』にしてきました。そして、私と同様に注目していたのがサードパーティー。外装となるエアロパーツやアルミホイール、マフラーやショックアブソーバーにいたるまで、様々な企業様も先行してデザインを検証し、商品開発されていましたね。先見の目があるといいますか・・・結局のところ、業界を盛り上げたい思いに答えてくれそうなクルマなのではないでしょうか。
ちなみに、何社かのサードパーティー様は、かなり早い段階でデザイン情報をつかんでいたような感じで、クオリティーの高いモックアップの製作を手掛けていたようです。※大人の事情です。きっと。
私も、3Dモデルを制作している課程で、こんなエアロが出てくるのではないかと想像しながら、アレンジを加えていました。正直、コレをやりだすと完全”泥沼”。気に入らなくて一旦モデリングを諦めても翌日にはまた3DCADで GR86 とにらめっこ。ちょっと時間が経つと違ったアイディアが出てきちゃうもんだから、やめられなくなるんでしょうね~。
※ワイドボディにしたGR86はこちらからどうぞ。
(話を元に戻して・・・)しかし、この GR86 。何といってもオリジナルのデザインが良いから、注目されているのは明らか。今回サードパーティーは、ネガな部分を改良したオプションパーツと言うよりは、ユーザーに選択肢を与えるパーツとして開発しているように感じます。
TOMS様、BLITZ様、HKS様など、様々な企業のパーツをみても、それぞれのカッコ良さがあります。
実際、アレンジできそうな箇所の周りは、別部品構成だったり、キャラクターラインが入っていたりして、オリジナルの良いところをそのまま活かすことも可能なところも受け入れやすいのではないかと思います。
ノーマルの現車はもちろんですが、これから市場にでまわるカスタムカーにも注目したいです。
ところで、タイトルにも記載しましたが、GR86がとあるクルマに似ていると感じています。
(あくまで個人的見解ですので、ご容赦いただきたいのですが・・・)部分的に似ているのではなく、全体のフォルムが似ている。制作過程で気づきはじめたのですが、レンダリング画像の角度によっては似ています。
そのクルマはなんと『ポルシェ』
制作者の視点では、ボンネットのキャラクターラインを除けば、面の構成や変化はほぼ同様。フェンダーの盛り上がりからライトに繋げ、次のバンパーで収まる。
改めて、下記レンダリングを見て『だからカッコイイんだ。』と一人うなずくMKDでした。
というわけで、最後に私のお気に入りのGR86の3Dデータを駆使して、トヨタ様のホームページのような画像でまとめてみました。
いかがですか?
まだ完成したばかりなので、次回はもう少しデザインについて掘り下げてみたいと思います。
GR86以外にもスープラやNISSAN-Zの投稿も上げております。
そちらも是非ご覧ください。